よく政治家なんかが「国家百年の計に反する●●だ!」なんて風に使います。
しかし…今の日本人で百年の計を考えている人間は全体の何割位いるのでしょう?
自分は明治維新〜明治時代の読み物が好きで良く読みますが、
当時の人々は私利私欲を捨て日本という国家の将来を本当に心配していました。
皆さんは『大津事件』というのをご存知でしょうか?
「何か日本史で習ったかな?」位でしょうけど、
日清戦争の前、当時の軍事大国ロシア帝国の皇太子が来日、
国家を挙げての大接待でしたが、警備の津田巡査が日本刀で切りつけ
皇太子に怪我を負わせてしまった。
世界的に帝国主義だった時代、怒ったロシアが日本に攻め入って戦争になると
当時、東洋の貧乏島国であった日本は120%負け、男子全員シベリア送り…
日本はロシアの植民地…という危機でした。
明治天皇は拉致される危険を冒して、ロシアの軍艦内に皇太子のお見舞いに行き、
時の政府は津田巡査を皇族を殺傷したときに適用される大逆罪で
死刑にするという圧力をかけてきたが、大審院の児島惟謙は
外国の皇族には大逆罪は適用されないとして無期懲役の判断をした。
『法を守って国を滅ぼすか、国を守って法治国家を滅ぼすか』という
重大な決断を迫られたが、「ここで死刑を宣告すれば法治国家として
百年の計を見失う」として、政府の反対を押し切り無期懲役の判決を下したのでした。
結果、諸外国からは「日本は三権分立を遵守する近代国家だ」と知れ渡り、
ロシアもその評判から手出しできずに、後日、不平等条約の改正にも役立った…という内容です。
凡人の自分にはこんな『究極の選択』は到底出来ませんが、
住宅も百年…とは言いませんが三十年の計 位はあると思います。
この位の意気込みを持って、仕事に望みたいものです。
写真は日露戦争のヒーロー、戦艦 三笠










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